遺品で現金化できる品物は?

遺品整理をしていると買取やリサイクルに出して現金へ換金できる品物が多数出てくるケースもあります。買取業者やリサイクルショップを上手に活用することで遺品整理にかかる費用を軽減できたり、思わぬ価値ある物との出会いがあります。

遺品の中で換金できる品物としては以下のような物が代表です。

貴金属類

貴金属でも金、銀、プラチナ、宝石などは高価買取を期待できる品物となります。貴金属に関してはリサイクルショップより専門買取業者に査定してもらった方が市場価格を参考に適正価格で買取してくれるケースが高いです。

まずは買取業者は貴金属の鑑定をして本物か、偽物かを判断します。その後、価値ある素材の含有率や重量を計り、買取価格が決定されています。

特に金、銀、プラチナは重量、含有率が大切です。たまに悪徳業者の中にはデザインが悪いといって買取価格を下げるケースもありますがデザインは関係ないので注意をしておきましょう。

宝石類に関しても宝石の真贋を見分けるテスターを用いて価値を決定していきます。

知識やノウハウのない業者に任せると相場価格や適正価格より安く買取されてしまうので価値ある貴金属類は専門買取業者を利用して何社か見積もりを取ることをお勧めします。

貴金属は含有率や重量、相場によって価格の変動が激しいですが、貴金属以外の品物の買取相場は以下を目安に買い取られることが多いとされています。

品目新品同様中古(良品)中古
ブランド品70%〜80%50%〜60%10%〜40%
液晶テレビ60%〜70%40%〜60%30%〜40%
冷蔵庫60%〜70%40%〜60%30%〜40%
洗濯機60%〜70%40%〜60%30%〜40%
DVD
ブルーレイ
レコーダー
60%〜70%40%〜60%30%〜40%
炊飯器70%〜80%60%〜70%30%〜40%

あくまで目安なのでこの通りにはならないケースもありますがおおよその買取相場としてお考えください。

衣類

衣類の中でも「着物」「ブランド服」は高価買取の対象となります。このような衣類に関してもリサイクルショップより専門買取業者に鑑定してもらった方が適正な価値の判断による買取価格を決定してくれます。

一般的な衣類であれば専門買取業者では買取対象とならないケースもあるので一般的な衣類に関しては廃棄物として処分するか、買取価格に期待せず、リサイクルショップなどに査定してもらうことが良いです。

切手

遺品の中で意外性のある品物として切手があります。実は希少な切手であれば数十万〜数百万円で買取業者に売却できる可能性もあります。

もし、遺品の中から見たこともないような珍しい切手が発見されたら捨てるのではなく専門買取業者に鑑定をしてもらいましょう。切手の場合もリサイクルショップより専門買取業者の方が知識が豊富、ノウハウもあり適正価格にて買取を実施してくれます。

価値のわからない物は捨てない

遺品として出た物が実は価値のある品物だった…なんてことは珍しくありません。自分で価値のわからない物に関しては専門業者やリサイクルショップに鑑定してもらい、買取してくれる物については換金した方が遺品整理にかかるコストを削減することができます。