引き渡し期日が迫っている賃貸物件の遺品整理を依頼する場合など、作業時間の目安は一つの気になるポイントですよね。ここでは遺品整理を業者に依頼した場合、作業当日にどの程度の時間が必要となるのか目安をご紹介していきます。
荷物量や間取りによって作業時間は異なる
作業時間は荷物量、整理を行う間取や部屋数によって変動してきます。一概に作業時間の確定をすることはできません。あくまで平均的な荷物量による遺品整理業者の一般的な目安時間を解説していきます。
ワンルームであれば平均作業時間は2時間〜3時間程度と言われています。ただし、作業現場の状況であったり、仕分けや運び出しが困難な状況であれば作業時間ももっと増えてくる可能性もあります。
2LDK以上になると半日〜1日を目安に考えておきましょう。
こちらも荷物量や仕分け、運び出しの現場状況によって作業時間が変動してきます。もしかしたら1日の作業では終わらず2日以上、整理に時間がかかる可能性もあります。正確な時間の目安などは業者に訪問見積もりをしてもらい、聞いてみましょう。
遺品整理 当日の作業内容
作業当日の基本作業としては遺品の仕分け、梱包、搬出、清掃、処分が主な流れになります。
仕分けに関して、全て処分対象であれば良いですが必要な物、処分する物と分けて仕分けする場合は作業時間も伸びてきます。また遺品整理業者のサービス内には貴重品や重要書類の捜索といったサービスもあります。そちらもお願いする場合は丁寧に仕分けしながら物品を確かめていくので作業時間も多くかかります。
引き取る遺品であれば梱包をしてくれたり、処分品に関しては家から搬出して運搬車両に載せていきます。
仕分け、搬出が終われば簡単な室内清掃をしてくれます。また本格的なハウスクリーニングを行ってもらう場合は別途オプションとなり、基本料金以外に費用も発生してくるので事前に依頼するかどうか検討をしておきましょう。
特殊清掃が必要になるケースもあり
孤独死、事件、事故などがあった建物では特殊清掃が必要となります。特殊清掃とは主に遺体の腐敗、腐乱により受けた室内のダメージを現状回復、除菌、脱臭などを行う作業となります。
もし、遺品整理で特殊清掃も必要になると作業時間は大きく必要となってきます。
平均的な遺品整理であれば1日で作業は終了しますが、現場を見ないと何とも言えないのが実情です。正確な費用、作業時間を知りたい場合は訪問見積もり依頼時に担当者に確認をしてみましょう。
遺品整理のオプション利用をすれば作業時間はかかってくる
遺品整理業者は基本作業以外に多くのオプション作業を準備しています。例えば仏壇の供養、エアコンの取り外し、家財道具の解体、ハウスクリーニングなど。業者によって様々なオプションを用意しています。
遺品整理業者の基本作業と言うのは仕分け、梱包、搬出、処分です。
基本サービス以外の作業依頼をすれば必然的に作業時間も長くなりますので、見積もり時にしっかりと確認しておくことが大切です。