遺品で不要なものはゴミ(不要物)として処理することになります。ただし、物には種類があり処分方法が異なってきます。パソコンや家電製品などはリサイクル家電として特別な回収方法が存在していますので事前に確認をしておきましょう。
ここではゴミの種類は処分方法について解説をしていきます。
ゴミの分別や処分方法
家庭から一般的に出されるゴミは大別すると「一般ゴミ」「資源ゴミ」「粗大ゴミ」に分けることができます。各ゴミの種類によって処分方法なども異なります。わからない場合は各自治体に連絡を取り、処分方法を確認しましょう。
一般ゴミ
一般ゴミは主に家庭から排出される小型のゴミを指します。生ゴミ類、紙類、布類、小型プラスチック容器、包装類が該当します。
一般的には各自治体によって定められた日にゴミ出しをして回収業者がゴミを運んでいきます。自治体によって分別方法など細かいケースもあるので確認をして適切なゴミ出しを行いましょう。
資源ゴミ
再資源化が可能なゴミを指します。主に缶、ペットボトル、瓶、紙類、電池などが資源ゴミに区別されます。
資源ゴミに関しても各自治体で回収できるもの、できないものが分別されています。定められた日程でゴミ集積所に出したり、自治体で回収できない資源ゴミに関してはゴミ処理場に持ち運んだり、専門業者に依頼して回収をお願いします。
粗大ゴミ
耐久消費財その他の固形廃棄物のことを指します。家庭から出る粗大ゴミで代表的な物としてはテーブル、タンス、ソファ、ベッドなどの大型家具です。冷蔵庫や洗濯機は家電リサイクル法対象物なので別の回収方法が存在しています。
大型家具などは分解すれば自治体で回収してもらうことができます。ただし地域によって回収料金が異なるためお住いの自治体で事前に確認をしておきましょう。
状態がよく高価な家具であれば廃棄物として処理するのではなくリサイクルショップ、専門の買取業者に査定して買取してもらうことで処分費用を抑えることも可能です。
リサイクル家電
エアコン、テレビ、冷蔵庫や冷凍庫、洗濯機などはリサイクル家電となります。
比較的なモデルが新しく状態も良ければリサイクルショップ等で買取してもらうことも可能。処分する場合は電気店に引き取りを依頼、各自治体、指定の引取場所に持ち込んで処分をします。
リサイクル家電は処分時に費用がかかるので注意をしましょう。種類やメーカーによってリサイクル料金は異なるので事前に確認をしておくと良いです。
廃棄物の処分は意外と費用が発生します。少しでも処分費用を抑えるために売れそうな家電や家具については廃棄するのではなくリサイクルショップや買取業者に査定してもらい買取してもらうと費用を浮かせることが可能です。