遺品整理業者・遺品整理士はどんな仕事をしてくれる?

注目を浴びるようになってきた遺品整理業者遺品整理士。具体的にどのようなサービスでどのような仕事をしてくれるのでしょうか。ここでは遺品整理を専門するとサービスの内容を紹介していきます。

遺品整理士や遺品整理業者とは大きく分けると5つの作業を中心に行います。

遺品整理士の仕事内容

基本となる遺品整理業者、遺品整理士のサービス内容は以下の通りです。

MEMO
  • 遺族の意見を聞いて遺品の仕分けを行う
  • 遺品の不要物は各専門業者に査定依頼をする
  • 不要物、廃棄物の搬出を行う
  • 部屋の清掃を行う
  • 地域のルールに沿った不要品の処分をする

一連の作業を依頼者の立場にたって個人を偲びながら心を込めて遺品の仕分け、処分を行うのが遺品整理士となります。

ただし、遺品整理業者が全ての作業を行うわけではなく、他業者と連携して作業に取り組むケースが多いです。特に不要品のリサイクルや買取は専門の査定士でないと正しい価値がわかりません。リサイクルショップや買取業者と連携して遺品整理士が業者に依頼したりします。

また遺品整理士が不要品の廃棄のための資格や技術を持っていない場合は信頼できる処分業者に任せたりします。

遺品整理のプロに頼んだ方が良い場合

時間や人手に余裕があるなら故人の想いが詰まっている遺品なので家族や身内で整理するのが理想ですが現実的に親族が揃って整理できない現実も多いです。

また大きな家具や家電製品は重量もあり少人数では運搬が困難なケースも存在します。

遺品整理のプロに依頼した方が良いケースと言うのを解説していきます。

体力の衰えで運ぶのが辛い…

遺品整理と言うのは想像以上に品物が出てきたり、不要品が多くなります。また冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ソファ、食器棚など重量物はもちろん、食器など背の高い所にあったり、低い場所にあったりと仕分けするだけでも大変な体力を使います。

また各不要品はルールに沿った処分方法が定められています。高齢の方や少人数による整理では現実的に厳しく、非常に大変な作業となります。

体力や衰えが気になってきた場合は無理に整理をすれば怪我をする可能性もあります。このような場合は一度、遺品整理業者に相談してみることが良いです。

距離が遠い、親類縁者がいない

現在の住まいと実家が離れている場合、親戚はいるけど疎遠関係で遺品整理を頼みづらい…このようなケースに当てはまる人も遺品整理業者を利用する方が多いです。

自分達で遺品整理を行えば1日で作業を終えるのはとても難しいです。

ましてや、平日は仕事で作業できるのは土日の休日だけと言った方は大半ではないでしょうか。また住まいから実家までの距離が離れていると交通費も馬鹿になりません。

往復の交通費やトラック等のレンタル代を考えれば遺品整理業者に頼んだが方が労力も費用も安くなるケースがあります。

精神的に遺品整理が辛い…

遺品整理と言うのは初七日、四十九日を目処に作業を再開するケースが多いです。ただ亡くなってから日も浅く精神的に辛い時期でもあります。

遺品を見ると想いが蘇ってきて片付けができないといったケースもあります。

このような精神的に整理をするのが辛い場合も遺品整理のプロに任せることで予定通りに遺品整理を終了させることができます。

また、できるだけ遺品整理は終わらせることが良いケースもあります。それは実家が持ち家であっても税金は発生しますし、賃貸の場合は早く整理を終えないと家賃が発生してしまいます。

片付ける気持ちはあるけど精神的に辛い場合、遺品整理業者にお任せすることをお勧めします。

遺品整理は安心と信頼の業者へ

高齢化社会となり遺品整理業者の数も増えてきています。中には悪質な業者も存在していますので依頼する場合は安心と信頼のある業者へ頼むことが大切となります。1社だけで決めず複数の会社に相談、見積もりをして信頼できる業者に依頼するようにしましょう。